これはテスト期間中にするものではない

なんで俺テスト期間中に小説書いてんだろ･･･

たしかに書きたいとは思ったけど何でホントに書いてるんだ･･･

まぁもう出来ちゃったんだししょうがないか！（え

そんな訳で第3話です。まぁさっき書きあがったのは第4話なんですけどね（聞いてないから

またしても可笑しいです。自分が書くたびにどんどんキャラが崩壊していってる様な気がします（爆

まぁ自分が作ったキャラなんで良いんですけどね！（ｵｲ


そういやさっき載せ忘れた動画です。

【手書き電凹】狂/乱電車王日記【一応完成】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3340599

なんて素敵な組み合わせｗｗ
見つけた瞬間飛びついてしまったｗｗ


【手書きでんおう】りある男女※腐むけ【未完成】

http://www.nicovideo.jp/watch/sm3237535

うん･･･これは素敵だよ･･･！

「こ、こか？」

眼前には大豪邸が広がっていた。

 

日常と非日常は表裏一体

第3話　　格差社会って･･･辛い
　　　　　　　　～俺と男とそれから馬鹿と～

 

その大豪邸は洋式で何処かの国の城の様だった。
ココハ日本デスカ？

「ホントに此処で合ってんのかよ？」

正直心配になる。
前回も言った通り俺はあのおっさんは浮浪者か何かだと思っていた。
それが現実はどうだ。
この見事なまでの大豪邸。
これは一体なんの嫌がらせだ？
俺への当て付けかゴラァ。

 

―――――――――

 

「如月様。正門に不審人物が居ますがどうしますか？」
「どれだ？ああコイツか。」

コイツは神鋳が言ってた奴だろうな。多分。
まぁもし本当に不審者だったとしても大丈夫だろう。

「俺は正門に行ってくるから神鋳に『お前に客が来た』と言っておいてくれ。」
「了解しました。」

何で俺が迎えに行かないといけないんだ･･･
嫌々正門へと向かった。

 

―――――――――

 

「このばっあっい、どーすれば良いんだろうな。」

する事も無いから軽く屈伸をしていたら豪邸の中から人が出て来た。
あの人も黒尽くめだな～。
俺の目の前に現れた人は俺よりも背が高くスラッとしていて着物を着ていた。
その人は日本人では無いのか銀髪に目は髪よりも濃い銀をしていた。
だが日本人よりも着物を華麗に着こなしていた。

「貴方は村山秀太さんですか？」

発せられた声はハスキーで心地良い声だった。

「ハ、ハイ！そうです！」

この声･･･俺が電話掛けた時に出た人かな？
こんな人だったとは･･･予想外だ。
あれ？俺電話の時名前言ったっけ･･･？
うーん･･･まぁ良いか。

「そうですか。それではどうぞお入り下さい。」
「へ？何にも身体検査とか無いんですか？」

こんな豪邸だから厳重ロックに門番には警備員、入る時には何か危ない物を持っていないか調べるチェックでもあるのかと思ってたな。

「貴方が不安ならしますけど？」
「いえいえ！そんな事は滅相も御座いません！」

今のは我ながら日本語が変だったと思う。

「･･･それでは行きましょうか。」

この人呆れてるっての分かり易いな～。
それか気付かせる為にわざととか？
･･･なんて恐ろしい人だ。

「それは貴方の勝手な考えで俺はそんな人間ではありませんが。」
「へえ？！あなたはエスパーか何かですか？」
「俺にはそんな特別な力はありませんが貴方は表情豊かな方の様なのでよく分かりますよ。」

やっぱり俺って分かり易いのか･･･
前に鈴木にも言われたしな～･･･
あ、涙が。いや心の汗が。

「しーとーらー。」

ハッ！この声は･･･
勢いよく顔を上げたら其処には忌まわしき黒尽くめの優男が！！

「やぁ君じゃないがぁ！」
「お前フザケンなーーー！！！」

俺の拳が奴の鳩尾にクリーンヒット。
I'm  winner.
グッと天高く拳を突き上げカッコよく決めたが･･･
もしかして俺はとんでもない事をしちまったんじゃないか？
オーケー俺。状況を確認しようぜ。
まず此処はコイツの家っぽい。
1つは周りには防犯カメラがある（かもしれない）
もう1つは後ろに居る人が武道の達人（っぽい感じがする）
最後の項目。これが一番ヤバイ事かもしれない。

「あ、あの～･･･俺は制裁とかされちゃいますか･･････？」

これで勿論とか言われたら俺の命は無い物と思え俺。

「いえそんなの全く無いですよ。」
「ヒィイイイ！やっぱりって、え･･･？今何て･･･？」
「だから制裁などありません。」

よ、良かった･･･俺まだ生きられるのか･･･！
おめでとう俺。ありがとう俺。全俺が泣いた。

「まぁ此処に居るのが俺だったから良かったですね。」
「え゛？」

今何て？

「もし神鋳大好きな奴だったら制裁が加えられていたかもしれないですね。」

この際俺の心を読んでいる事はスルーしよう。

「有難う御座います。」
「どうしたしまして。俺もスッキリしましたから。」
「皆酷いな～。」
「うわっもう生き返りやがった。」

しぶといな。もう少し強く打っておくべきだったか･･･

「所で今日君が来たって事は目に変化が起きたんだよね？」
「ええまぁ。」
「見せてくれないかな？」
「どうぞ。」
「んじゃ眼帯取って。」
「ヘイヘイ。」

言われなくても分かってるっての。
目を見せるついでに睨んでやったら普通に無視された･･･

「おぉ！これは･･･」
「何だよ？」
「僕がずっと待ってたものだよ～！ありがとね～！」
「わ、分かったから。分かったから頭を振るな！酔うだろ！！」
「ああゴメンゴメン。」

こいつ絶対悪いと思ってないだろ。

「早く家に行こうよ！やらなきゃいけない事が一気に増えたぞ～。」

仕事増えて何で嬉しそうなんだ。
このおっさんホント分かんねぇ･･･

「じゃあ行きましょうか。」
「あ、その前に聞きたい事があるんですけど。」
「何でしょうか？」
「あなたとおっさんの名前まだ聞いてないんで聞きたいんですけど。」
「ああまだ言ってませんでしたか。すみません忘れていました。」

忘れてたって･･･自己紹介は会った時にしようぜ。

「俺の名前は如月 恣虎（きさらぎ しとら）です。以後お見知りおきを。」
「僕は神鋳（かむい）だよ。宜しくね～。」
「一応言っておくと俺は村山秀太です。宜しく。」

えーと恣虎と神鋳か。
ん？

「おいなんであんたは下の名前言わないんだよ。」
「あーそれは只単に僕が人に下の名前を教えたく無いだけなんだ。」

どんな人間不信だ。

「まぁまぁそんな事は良いから早く研究室に行こうって！」
「そうですね。此処でずっと話していても何も進まないですし。」
「んーまぁそうだな･･･」

こうして俺は無駄に子供っぽいヒョロい眼鏡優男もとい神鋳と言葉が偉く丁寧だけど意外にバッサリ言う男もとい恣虎に研究室なんていかにも怪しい所へと連行された。